のりたまには○○○○が入っている?大人気ふりかけの秘密とは?!

先日、『ジョブチューン★国民的大ヒット食品のヒミツ2時間SP★仰天(秘)ぶっちゃけ連発!』というテレビ番組でわたしが大好きなふりかけ、「のりたま」の秘密がやっていました。とても興味深かったので、まとめとして残しておきたいと思います。

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コンセプトは「旅館の朝食」

この番組を見るまで知らなかったのですが、のりたまは「旅館の朝食を家庭でも手軽に味わえるように」というコンセプトで作られたんだそうです。1960年に誕生したのりたまですが、その当時、「たまごと海苔」は高級品。それを家庭でも手軽に味わってもらいたい…そんな思いから作られた商品なんですね。

のりたまには6種類の材料が入っている

わたしたちが普段何気なくサッサッとふりかけているのりたま。
さーて、なにが入っているのでしょう?と聞かれて、たまご?とのり?と…他にも何かあったような…ってなかなか覚えていませんよね。番組ではそれぞれの粒を分けたところ6種類の材料が入っています、と紹介がありました。どんな材料が入っているのでしょうか。

黄色い粒は2種類

黄色い粒は「たまご」なんですが、1つは小さめでしっかりと味付けのされた「たまご顆粒」、もう1つは大きめでふんわり甘い味付けの「たまごそぼろ」です。ちなみにこの「たまごそぼろ」が加わったのは1996年の5代目パッケージから。この2種類のたまごが入っていることで、より「たまご感」を感じられるのではないでしょうか。

海苔にもこだわっています

のりたまの「のり」はもちろん「海苔」ですが、材料となる海苔は元々20cm四方の大きさ。それを2種類のローラーのような専用機械でカットして細かくしています。収穫時期や産地によって味が変わってしまうそうで、いつも同じおいしさを提供するために、日本のいろいろな産地のものをブレンドしているそうです。

茶色い粒はかつお節?

茶色い粒はかつお節かと思いきや、「さば節」なんだそうです。かつお節よりあっさりとした香りと濃厚でコクのある味わいのさば節を選ぶことで、のりとたまごの香りを活かすという工夫をしています。名脇役ですね。

ごまには味がついている

ごまは見た目そのままなので、普通の白ごまでしょ?と思いがちですが、実はしょうゆとみりんで味付けされていて、他の材料と馴染みやすくなっているのです。

謎の緑色の粒は…?

たまごとのりの他にどうやっても目立っている緑色の粒。これは「抹茶塩」で、抹茶と塩を混ぜたもの。よく天ぷらにつけて食べたりしますね。のりたまの色合いを鮮やかにして、抹茶の持つ苦みと渋みが良い味のアクセントになっています。

のりたまには意外な隠し味が入っていた!

それは、なんと「こしあん」です。きちんと原材料にも明記されているそうで、「あんこのこしあんです」と丸美屋のご担当の方も仰っていました。しかしながら、わたしたちが思い浮かべる和菓子の甘いこしあんではなく、「甘くないこしあん」なんだそうで、どの辺に使われているかは企業秘密とのことですが、発売当初から今までずっと使われている「隠し味」なんだそうです。

パッケージと味は時代とともに変化している

初代のパッケージは、大高重治氏によるデザインで、当時食品には馴染まないと言われた緑地ににわとりと商品名を配した大胆かつ新鮮なものでした。(ちなみに大高氏の代表的作品は、朝ドラ「マッサン」で一躍注目を集めた「ニッカウヰスキー」のラベルデザインです。一目見ただけで印象に残りますよね。)2代目パッケージは中身が見えるよう一部透明になり、他商品ともデザインが統一されました。4代目パッケージではチャック付き、5代目パッケージの時にふんわり軽い「たまごそぼろ」が加わり、6代目パッケージでは、ひよこの数が一気に増え、たまごそぼろも30%アップ、そして現在はバランスよく、よりまろやかな味になり、にわとりとひよこの順番も入れ替わったそうですが、これは、お客様からのクレーム(ひよこが前に来ているのはおかしいのではないか?)を受けて変更したそうです。味は初代から比べると今は減塩に。時代にあわせて少しずつ変わっているそうです。

まとめ

何十年も売れ続けているものには、「ずっと変わらない部分」と「時代によって変わっている部分」のバランスが絶妙なんだなという印象を受けました。

人が時代に合わせて考え方や価値観を変えて行くように、商品も少しずつブラッシュアップして「新鮮さ」を取り入れて行くのが愛される秘密なのかもしれませんね。

↓いろんな味が食べたい時はこちらも。

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