こんにちは、なごみっくすです。
海外旅行に行く!となったら、少しでもお得に円からドルに両替したいものですよね。
でも毎日為替相場は変動するし…いつが「その時」なのか、なかなか判断しにくいですね。それに方法もよくわからないし…。
このシリーズではそんな時にちょっと役立つ情報をまとめていきたいと思います。
そもそも、円安とか円高とかってどっちが良いの?
ニュースとか見ていると最後の方に「本日の東京外国為替市場は1ドル113円です」とか言ってたりしますよね。普段は「なんじゃそりゃ」と聞き流しがちですが、外国旅行に行くとなったら、耳をダンボにして聞いておいた方が良いですよ。
なぜなら、その数字が変われば変わるほど、両替の時にあなたが得したり損したりするからなんです。同じお金(例えば1万円)で、お小遣いの額が全然変わっちゃうのです!それなら、できるだけたくさん両替できるように、って思いますよね。
円からドルにする場合は「円高」の方が良い
ここで問題です。
次の2つから「円高」はどちらかを当ててください。
- 1ドル=120円
- 1ドル=115円
さーて、どちらでしょう。
答えは…
1ドル=120円- 1ドル=115円
2番の 1ドル=115円 でした!
えー、なんで?
120円より115円の方が数小さいから「円安」でしょ?と思った方もいるかも知れませんね。
では、書き方を変えてみると…
- 120円=1ドル
- 115円=1ドル
となり、1の場合は120円出さないと1ドル札がもらえませんが、2の場合だと115円で1ドル札がもらえて、5円分得をします。
円高とは、「円の価値が上がること」なので、ドルに対して2の方が「円高」となるのです。
円からドルに両替する時には2のような「円高」の時にした方がお得だということをぜひ覚えておいてくださいね。
では、いつ「円高」になるの?
それは誰にもわかりません…(^_^;)
なので、みんな、こんなグラフを見てるんです。
これはヤフーファイナンスの米ドル/円のチャート(60分足)です。
http://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX
ひとつの棒が60分の間の値動きで、1時間ごとに1本ずつ更新されるのが60分足と言います。
1分足だと1分ごと、5分足だと5分ごと、日足だと1日ごとというように変わっていきます。
例えば、上の図で言うと、緑で囲った時よりも、赤で囲った時の方が「円高」になっています。もし緑のところで両替していたなら、損したことになりますし、赤のところで両替していたならば、緑の時よりも得しています。さらに言うと、グラフの右端が現在の価格なので、現在よりも赤の時の方が得だったということになります。
ニュースや情報を積極的に入手して、時期を見極めよう
為替レートの変更しやすい時期というのがあります。
それは「経済指標」の発表がある時です。
- 経済指標情報 – Yahoo!ファイナンス
http://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/- みんなの外為
http://fx.minkabu.jp
銀行の場合は10時前後にレートが変わるところが多いので、経済指標の発表がその辺りになる時はご用心かもしれませんね。
円→ドルの両替は、各両替所で所定のレートがある
これから時期を見て外貨両替に行かれることと思いますが、次の記事で挙げるような各両替所には所定のレートがあり、それに基づいて両替されます。
今回見ているレートとはまた別のもので、今回見ているものと、各両替所所定のレートの差が、各両替所の収入となる訳です。
銀行によっても違いますし、もっと安いところ、もっと高いけれど便利な場所や時間にやっているところなどがありますので、ご検討の上、あなたに一番役立つ方法で外貨両替してみてくださいね。
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